すっかり秋めいてきました。北海道も紅葉が進んでいます。
突然ですが、無性にうに丼が食べたい気分です。
少し前になりますが、日本海沿いのある町の朝市で生うにを買ってきました
皆さんが思い浮かべるのはこれではないかと思います。
これは正式名は「キタムラサキウニ」 北海道では「ノナ」と言います。
でも私が買いたかったのはこれではありません。
正式名は「エゾバフンウニ」 北海道では「ガゼ」や「ガンゼ」と言います。
こちらのほうが赤みがかっていて、うに丼にするとこんな感じ・・・
お店によっては、「生うに丼(赤) ¥3,500 (白)¥2,200」などと
表記しているところもあります。
どのくらい味が違うかって? 【圧倒的にバフンウニのほうが美味しいです】
名前は悪いし、値段も1.5倍から2倍くらいしますが、絶対バフンです!
それから、うには非常にもろく崩れて溶けてしまいます。そのため、
ミョウバンを使って型崩れを防止していますが、これがくせものです。
折にのったうに・・・ 見映えは良いのですが、間違いなくミョウバンが
使われています。
ミョウバンは苦味があります。身近なとこではチューブ入りのねりからし。
あれに入っています。
スーパーで売っているお寿司に入っている「うにの軍艦巻」
あのうにはかなりミョウバンの味がします。あれを食べてうにが嫌いに
なった方、北海道の本物のうにを食べてみて下さい。きっと驚きますよ。
うには、日本海側とオホーツク海側がおすすめです。
ミョウバンを使っていないうにを食べるには、漁師さんが自らやっているか、
地元の漁師さんから直接仕入れている食堂で食べると良いです。
日本海側 国道231号や232号線を行くと、ドライブインとかでも
本物のうに丼を食べさせてくれるところがあります。
私も、年に1度は前述の朝市に買いに言って自分でむいて食べています。
今年は、すごいシケの日だったこともあり、「ムラサキウニ」しかありませんでした。
いずれにしても「バフンウニ」は資源が少なくなってきているのは事実のようです。
うにの時季は6月から8月・・・
『来年こそ絶対食べるぞ』 と、心に誓うMよでした。
(こんなこと知ってるよ、という方、大変失礼しました。)