貸別荘「楓」「椿」のホームページへようこそ!
こんにちは、Mよです。
しばらくぶりのブログ更新になってしまいました。
まだまだ寒い日が続いていますね。
皆さん、風邪など引いていませんか?
こんな季節こそ貸別荘にいらっしゃいませんか。
温泉につかって、お鍋を食べて体の芯から温まりましょう。
先日、知人のお見舞いのため、札幌へ行ってきました。
せっかくなので、ちょっと贅沢をして美味しいものを
食べようということになりまして、『ふぐ』を食べてきました。
お店の名前は、たなか さん
下関から毎日空輸しているとか・・・
だからそれが出来ない月、6~8月は完全休業!
ん~ これは信用出来そう。本物って感じですよね。
で、まずはお酒・・・ もちろんひれ酒! く~っ♪
入っているひれの量がはんぱないです。おかわりすれば、これに燗をつけた
お酒をいれてくれます。数杯いけます。
そして料理です。
まずは、前菜は定番の煮こごり
そして焼き白子!
軽く焼き色をつけてクリーミーなところをいただきます。
そして、てっさ!お刺身です。
それから、からあげ・・・てっちり・・・
この辺も定番ですね。
ただすごいのが、お鍋に入れる白子がついてくるんです。
これが絶品でした。
たまに札幌へ行って美味しいものを食べるのもいいな、
とひそかに思っていまして、名づけて『さつめし』
NHKの番組「サラメシ」「ぶしメシ」ふうに言ってみました。
ところで・・・
ふぐにまつわる話を2点ほど・・・
『美味しんぼ』という漫画がありますよね。
それの初期の頃に、ふぐの白子の話が出てきます。
中東へ行くことになったある夫婦。
旅立つ前に、ふぐの白子とやらをいっぺん食べてみたいと言う。
しかし、ふぐの白子の時期では無く、真鱈の白子(「真たち」ですね)を
出したら、それはあくまで 格下の魚類の精巣にすぎない、ということに
なって、中東でも手に入りやすい子羊の脳ミソを出すというお話が、
例の親子の対決という形で進んで行きます。
実は、これを読んで、いつかふぐの白子を食べてみたいと思いつつ、
真たちの天ぷらとかたちポンとかを食してきました。
美味しいと思って食べていたのですが、きっとふぐの白子は
こんなもんじゃないんだとずっと妄想を抱いてきました。
で、実際に食べた感想はと言いますと・・・
焼き白子は生臭かったです。
てっちりに入れた白子は確かに美味しかったのですが、
値段や手に入り易さを考えると、私は真たちに軍配を上げたいです。
それから、
ふぐと言えば猛毒のテトラドトキシンが有名ですよね。
卵巣や肝臓に含まれているのできちんと料理しなければ大変なことに
なります。免許が必要です。
以前、ある男性がその卵巣を食べて病院に運ばれたというニュースが
ありました。
で、その男性、幸い命に別状は無かったのですが、きっと死ぬ思いをしたはず!
しかしこの人、退院した時のコメントが・・・
「死んでもいいからもう一度食べたい!」
えっ!! そんなに美味いの??
もし、この世とのお別れの日がわかるなら
最後の晩餐はふぐの卵巣もいいかな?!と思っています。