縄文が熱い

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3月22日のブログで書くと宣言していましたが、いろいろ脱線してしまい、

本日ようやく第一弾を頑張って書きたいと思います。

北海道と北東北の縄文遺跡群が昨年の7月に世界文化遺産として登録

されましたね、喜ばしいことです。

私が縄文好きになったのは、1994年から数年間、縄文時代の遺跡の

発掘の仕事をしたということが一番ですね。 掘ると実際に土器や

石器が出てきたりするんです! 感動します♥

それから、2012年。縄文時代の主だった遺物が一同に集まるすごい

イベントがあったんです。そのチラシがこちら・・・

P5141349_R.JPG

レプリカが展示された物もありましたが、当時、国宝の土偶は

この3点。 国宝は本物がやってきました。

チラシの右側はおわかりですね?

北海道唯一の国宝、ニックネームは『カックウ』

名前の由来は、旧南茅部で出土した中空(中が空洞)土偶だから。

これ、国宝に指定されたのが2007年。

今でこそ、函館臼尻町の道の駅と一緒になっている展示施設でいつでも

見ることが出来ますが、以前は東京国立博物館の所蔵。

ただ函館市内の函館市立博物館に一時里帰りをしたことがあったんです。

多分国宝指定を記念してだったと思いますので2007年ではないかと... 

見に行きましたよ! 長いつきあいなんです。

そしてチラシのまん中の合掌土偶、ニックネームは『いのるん』

またまた昨年の東北旅行の話になりますが、これが実際に展示されている

ところ(つまり故郷)に行ったんです。 

2012年に続き2021年、2度目の対面(*^^*)

八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館です。

ここ、すごかったです。遺物の量も状態もすごい。

だいたい木製品なんかは朽ち果ててしまうのが普通ですが、湿地等で

水分の多いところ所だとそのまま何千年も残ることがあります。

まさにそれで、あざやかな朱塗りの漆製品が見れたりします。しかも

たくさん・・・ 縄文好きなら外せない場所です。

あと、青森の遺物で皆さんご存知の遮光器土偶、ニックネームは

『カメちゃん』

遮光器とは北方民族のゴーグルではないかということでこの名前で

呼ばれています。

発掘場所にはこんな像が立っています。

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そしてテレビでもよく紹介されていますね。木造という駅の駅舎です。

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列車が通る時、目が光るらしいです。駅員さんに言うと光らせてくれる

という噂もありましたがそんなことをお願いする勇気もなく、こそこそと

写真を1枚だけ撮りました。

ちなみに遮光器土偶自体はあちらこちらでたくさん出土しています。

が、これほどかわいくてバランスがいいのは他にないと思うのです。

ほぼ完璧♪  なのになぜ重文(重要文化財)止まりなのか・・・

片足が見つかっていないからだとずっと思っていたのですが、

よく考えたら『カックウ』だって両手が見つかっていないし、

頭の一部も欠けています。

実は『カメちゃん』、発掘された当時のきちんとした記録が無く、

像が立っているところも推定らしいのです。 ザンネ~ン ^^; 

発掘時と思われるすごく適当な絵が像の近くにありました(o)

ところで、2012年当時、国宝の土偶は3点でしたが、その後、

もう2点追加指定されています。

その内の1点は山形県舟形町出土!!

見てきました~♥  続きは第二弾で・・・